佐々木朗希、4奪三振で見せた本物の輝き!ドジャース移籍後の真価がついに現れ始めた
また一つ、歴史に刻まれる瞬間が訪れたかもしれない。
クリーブランド・ガーディアンズとの一戦に登板した佐々木朗希が、着実にその存在感を示してみせた。メジャーリーグという世界最高峰の舞台に飛び込んでから、不安と期待が入り混じった視線を受け続けてきた23歳。あの日のマウンドには、ようやく自分のピッチングを取り戻しつつある男の姿があった。
ガーディアンズ打線を翻弄した4つの三振
三振とは、バッターがバットをスイングするか見送るかに関わらず、投手が3つのストライクを奪うことで成立するアウト。いわば投手にとって最も「支配的」なアウトの取り方だ。この日、佐々木はその三振を
記録している。数字だけ見れば派手さはないかもしれない。だが、文脈を読む必要がある。メジャーの打者たちは、日本のプロ野球とは比べ物にならないほどパワーがあり、初見の投手でも対応力が段違いに高い。そんな相手から4つの三振を奪えたという事実は、決して軽く見るべきではないのだ。
佐々木の武器といえば、何といっても規格外のフォーシーム(真っすぐ)と、鋭く沈むスプリット(縦に落ちる変化球)。ガーディアンズの打者たちも、その球を前にバットが空を切る場面があった。静まり返る一瞬。スタジアムに響くキャッチャーミットの乾いた音。あの感覚は、見ている側にも何か特別なものを感じさせる。
ロッキーズからドジャースへ、進化の途上にいる理由
今シーズン、佐々木朗希はロサンゼルス・ドジャースの一員としてメジャーの門を叩いた。大谷翔平や山本由伸といった日本人スターが揃うチームで、さらなる成長を求めて海を渡った選択だ。当初はアジャスト(適応)に苦しむ場面も見られたが、登板を重ねるたびに少しずつ、確かな手応えが滲み出てきている。
若い投手がメジャーで結果を出すまでには時間がかかる。それはどんな才能の持ち主でも例外ではない。田中将大も、ダルビッシュ有も、最初から完璧だったわけじゃなかった。プロセスを信じることが、長丁場のシーズンでは何より大切になってくる。
今回のガーディアンズ戦での4奪三振は、単なる数字の積み重ねではなく、佐々木がメジャーの水に慣れ、自分のスタイルを少しずつ確立しようとしている証拠だと感じる。制球(ボールをコントロールする精度)の部分や、打者との駆け引きなど、まだ磨かれていない原石の部分も残っているだろう。それでも、ここに確かな光がある。
次の登板が今から楽しみだ。佐々木朗希というピッチャーが、メジャーのマウンドで本当の意味で咆哮する日は、もうそう遠くないはずである。
出典: MLB.com
