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佐々木朗希、メジャーで”怪物”になれるか?渡米前からあった「救援転向説」の真相

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佐々木朗希、メジャーで”怪物”になれるか?渡米前からあった「救援転向説」の真相

数字が、言葉よりも雄弁に物語っている。

NPB(日本のプロ野球リーグ)時代、佐々木朗希が残した成績は確かに圧倒的だった。完全試合(27人の打者を誰一人塁に出さずに抑える、野球で最も難しい記録のひとつ)を達成し、日本球界でその名を轟かせた右腕。ロサンゼルス・ドジャースへの移籍が決まったとき、多くのファンが「次世代の怪物投手が海を渡る」と興奮したのは記憶に新しい。

ところが、だ。アメリカのメディアから、少し違う風向きの情報が聞こえてきた。

先発 vs 救援 渡米前から米記者の間で「佐々木は先発よりリリーフ向き」という声があったと報じられた

「怪物」ではなく「有望株のひとり」という冷静な目線

日本のファンにとっては少々驚きの内容かもしれない。ある米記者が明かしたところによると、佐々木がメジャー挑戦を表明する以前から、スカウト関係者や現地記者の間では「彼は先発投手(試合の最初から投げる役割)よりも、リリーフ投手(試合途中から短いイニングを抑える役割)に向いているのではないか」という声が少なからずあったというのだ。

これは批判ではない。むしろ、現実的な評価と受け取るべきだろう。メジャーリーグの先発投手に求められるのは、高い球速や変化球だけじゃない。162試合という長丁場のシーズンを通じて、中5日ほどのローテーション(投手が順番に先発する仕組み)を守り続ける耐久性と安定感。そのハードルは、日本球界とは比較にならないほど高い。

162試合 メジャーリーグのレギュラーシーズン総試合数。日本(143試合)よりさらに長く、投手への負担は大きい

佐々木はまだ若い。伸びしろという意味では間違いなく一級品だ。ただ、これまでNPBでも故障やコンディション不良による登板回避が何度かあったことも事実である。メジャーのスカウト陣がその点を慎重に見ているのは、むしろプロとして当然の姿勢とも言える。

ドジャースというチームが持つ”育成の力”

ここで注目したいのが、移籍先がドジャースだという点だ。大谷翔平、山本由伸という日本人スーパースターを擁するこの球団は、投手の管理と育成において現在メジャー屈指の環境を持っていると言われている。山本由伸が渡米1年目から先発ローテーションに定着したように、佐々木にとっても理想的なステージになり得る。

3人目 大谷・山本に続く日本人投手として、ドジャースで存在感を示せるか注目が集まる

先発でいくのか、リリーフに回るのか。それはシーズンが始まってみなければわからない部分も大きい。チームの事情、本人のコンディション、そして実際のマウンドでのパフォーマンス——すべてが絡み合って、佐々木朗希のメジャーでの立ち位置は決まっていく。

「怪物」か「有望株」か、そんなレッテルよりも大切なのは、グラウンドで何を見せるか。その答えが出る瞬間を、ファンはただ心待ちにしている。開幕のマウンドで、あの速球がどう唸るのか——今から楽しみでならない。

出典: dメニューニュース

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