防御率0.60の怪物投球なのに…大谷翔平、規定投球回まであと1イニングの悔しすぎる現実
防御率0.60の怪物投球なのに…大谷翔平、規定投球回まであと1イニングの悔しすぎる現実
野球ファンなら見逃せない話題が飛び込んできた。
大谷翔平が4月を通じて圧倒的な投球を見せながら、リーグの公式防御率ランキングに名前が載らなかった。その理由が、また何とも歯がゆい。規定投球回(シーズンの順位発表に必要な最低登板イニング数)に、わずか1イニング届かなかったのだ。
防御率というのは、投手が9イニング投げた場合に何点取られるかを示す指標で、この数値が低ければ低いほど優秀な投手ということになる。プロの世界でも2点台前半なら「エース級」と言われるわけで、0.60というのは正直、現実の数字とは思えないレベルだ。
あと1イニング、されど1イニング
MLBには「規定投球回」というルールがある。チームの試合数と同じイニング数を投げることが、公式ランキングに載るための条件。要するに、それだけ登板し続けた投手でないと、比較の対象として公平ではないという考え方だ。
4月が終わった時点で、大谷はその基準にあと1イニング届かなかった。1イニングというのは、アウトをたった3つ取れば達成できる。野球をあまり見たことがない方でも、「たった3アウト分か」と感じるはず。それなのに届かなかったという現実は、ドジャースファンならずとも少し複雑な気持ちになる。
もちろん、これは大谷自身のせいではない。登板ペースや試合の展開、チームの戦略など、様々な要因が絡み合う中での結果だ。それでも「あと1イニング」という事実は、記録好きの野球ファンにはじわじわと刺さってくる。
数字が証明する「本物の二刀流」
打者としての大谷翔平はすでに世界中に知られた存在だが、今季の投手としての復活劇もただ事ではない。昨シーズンは右肘手術からのリハビリのため投手としての登板がなかった。その空白期間を経て、4月に叩き出した防御率0.60という数字は、衰えどころか進化を感じさせる。
仮にランキングに名前が載っていれば、間違いなくトップ争いに絡んでいたはずだ。それだけの内容を持ちながら、「幻の1位候補」として4月を終えることになった格好である。規定回数という制度の冷たさを、今回ほど実感させられたことはないかもしれない。
ただ、5月以降は登板数が積み重なっていく。このまま投球内容を維持できれば、公式ランキングへの名前入りはもちろん、サイ・ヤング賞(投手の最優秀賞)争いに本格的に絡んでくる可能性も十分にある。次の登板で大谷がどんな投球を見せるのか、目が離せない。
出典: nikkansports.com
