村上宗隆、MLB本塁打王争いトップタイ!「57本ペース」の超量産態勢に世界が震えた
グラウンドの外でも、彼の話題は尽きることがない。
ニューヨーク・メッツの村上宗隆が、メジャーリーグの本塁打(ホームラン)ランキングでトップタイに立った。11号ソロを放ったこの一打は、単なる記録更新にとどまらない。バックスクリーン右へ飛んだ打球はなんと推定飛距離126メートル――しかも右手一本でバットを振り切ったという、信じがたい豪打だった。
「0-0-11」という数字も話題を集めている。これは出塁なし、打点なし、本塁打のみ11という異様なスタッツ(成績)で、NPB(日本のプロ野球)出身選手としての新記録とされる。得点圏での打席では仕事ができていないという見方もある一方、「単独での一発」に特化したような数字の並びは、ある種の怪物的な凄みすら感じさせる。
今永昇太も認めた「実力からしたら普通」
NPBで同時代にしのぎを削ったシカゴ・カブスの今永昇太は、この活躍について「実力からしたら普通のこと」とコメントしたという。同じ日本人選手として、そして村上の力量を誰よりも間近で見てきた存在だからこそ、この言葉は重い。驚きや賛辞ではなく、「やっぱり」という確信に近い評価。それが余計に、村上の規格外ぶりを際立たせる。
打率は2割を切る水準と決して高くはない。けれど、OPS(出塁率+長打率を合計した総合打撃指標)は「1」を超え、ナショナルリーグ全打者を上回るメジャー全体3位の水準にある。一時は.715まで下降した時期もあっただけに、この再浮上は本物だと感じる。
人間性も「トップクラス」――ホワイトソックスGMが語った素顔
数字だけではない。シカゴ・ホワイトソックスのゼネラルマネージャー(球団の編成責任者)は、村上の人間性を「トップクラスの努力をする選手」と高く評価したと伝えられている。メジャー1年目、言語も環境も違う異国の地で、それでも愚直に積み重ねてきた姿勢が周囲の目にもしっかり映っているということだろう。
米ESPN(スポーツ専門メディア)は村上を「シュワバー型」と表現した。カイル・シュワバーとはフィラデルフィア・フィリーズの強打者で、打率は低くても本塁打と四球で圧倒的な破壊力を発揮するタイプ。そのスタイルがMLBにも浸透し始めている証拠だ。データ分析サイトは今季57本塁打を予測しており、もし達成すれば新人記録のアーロン・ジャッジの53本を上回ることになる。
7試合連続安打もマークし、波に乗っていることは間違いない。このままホームラン王争いのトップを走り続けることができるのか。次の一打が、また世界を驚かせる。
出典: dメニューニュース
