岡本和真、2打席連発で米国を熱狂させた「全員お辞儀」の感動シーン
138メートル弾で2試合連続アーチ、チームメートも思わず……
グラウンドの外でも、彼の話題は尽きることがない。
サンディエゴ・パドレスの岡本和真が、またやってくれた。2試合連続となるホームランを記録しただけでなく、その打球があまりにも規格外すぎて、スタジアム全体がざわめいた。推定飛距離138メートル、スタンドの2階席まで届いたというのだから、もはや人間業とは思えない。しかも2日間で3本目。「今が旬」という言葉がこれほど似合う選手もなかなかいない。
注目すべきはその弾道だけではない。ホームランを打った岡本がダイヤモンド(本塁を一周するルート)を回ってホームベースに戻ってきたとき、ベンチで待ち構えていたチームメートたちが一斉にお辞儀をして出迎えたのだ。これが海外のスポーツメディアやSNSで一気に拡散し、「文化に対する敬意」「美しい光景だ」と大きな反響を呼んだ。
日本では「ホームランを打った選手をお辞儀で迎える」という場面はプロ野球でもおなじみだが、MLBのグラウンドでそれが行われるのはなかなか珍しい。チームメートたちが自発的に岡本の文化に寄り添おうとした、という点が多くのファンの心を打ったようだ。野球という競技を超えた「人としての気遣い」が、国境をひとつ溶かした瞬間だったかもしれない。
ペース換算で39本超、球団も期待を隠さない
感動的なシーンの裏側にあるのは、冷静に見ても驚くべき数字だ。現在のペースを162試合(MLBのシーズン全試合数)に換算すると、シーズン39本塁打ペースに相当するという。日本のプロ野球(NPB)でも球界を代表するスラッガーとして活躍してきた岡本だが、打球の質・飛距離ともにMLBの舞台でも一切見劣りしていない。
MLBでは投手の球速や変化球の精度が桁違いに高く、「NPBで活躍した選手がそのままアメリカで通用するとは限らない」とよく言われる。それでも岡本は、渡米からそれほど時間が経っていないにもかかわらず、すでに本塁打ランキングでも上位に名を連ねるほどの存在感を放っている。適応力の高さというよりも、もともとの「打者としての土台」がいかに分厚いかを証明していると言えるだろう。
パドレスというチームは、長打力のある打者を積極的に補強してきた球団として知られる。そこに岡本が加わり、2階席まで届く特大アーチを量産し始めているとなれば、地元ファンの期待が膨らむのも当然だ。現地メディアの取り上げ方も、試合を重ねるごとに熱を帯びてきている。
「お辞儀で出迎えられた男」が、次はどんな弾道をスタンドに叩き込むのか。岡本和真の快進撃はまだ続きそうだ。
出典: au Webポータル
