「出会った中で最高の人間」チームメートも惚れ込む村上宗隆、65発ペースの怪物が人間的にも”規格外”だった
また一つ、歴史に刻まれる瞬間が訪れたかもしれない。
メジャーリーグに渡った村上宗隆(ニューヨーク・メッツ)が、グラウンドの内外で大きな話題を集めている。ホームラン(本塁打)数でリーグ単独トップに立ったかと思えば、チームメートからは「人間として最高」とまで言わしめる——そんな二刀流の輝きを放っているのだ。
65本ペース、メジャー126年超の歴史さえ塗り替える異次元の数字
5月最初の試合でホワイトソックス相手に放った一打が、また記録を更新した。
敵地のスタジアムが騒然となったのも無理はない。打球が外野スタンドに吸い込まれた瞬間、確信に満ちた表情でダイヤモンド(塁間を結んだ四角形のコース)をゆっくり一周する村上の姿は、すでに貫禄さえ漂っている。米メディアも「ジャッジの記録を塗り替えるかもしれない」と本気で論じ始めた。さらに米記者の調査では、メジャーリーグ126年を超える歴史の中でも類を見ない最長記録を更新したとも報じられており、その”異次元ぶり”は数字だけではとても語り尽くせない。
現地ファンからは「ムネタカは完全にイカレてる!」という興奮まじりの声も上がっているとか。日本語に直訳すれば少々物騒だが、これはアメリカ式の最大級の賛辞だ。「53億円(推定年俸)をはるかに上回る活躍」「個人的には大谷より好きかも」という声まで飛び出しており、メッツファンの心はすっかり掴まれているようだ。
グラウンドの外でも”規格外”、チームメートが語る村上の素顔
もちろん、話題はバットの一振りだけじゃない。
チームメートが異口同音に口にするのが、村上の人柄だ。「今まで出会った中で最高の人間の一人」——そう語ったチームメートは、その理由としてこんな言葉を添えたという。「彼には独特の落ち着いた雰囲気がある。どんな場面でもブレない」。言語の壁を超えて、その存在感はロッカールームにもしっかり伝わっているらしい。
人柄を裏付けるエピソードも微笑ましい。ある日の試合前夜、チームメート8人分のすし代を村上が全額支払ったというのだ。「僕が払いました」とさらりと言ってのける姿は、いかにも彼らしい。翌日の試合でしっかりと13号を放ったあたり、”すしディナー効果”と呼びたくなるのも分かる気がする。豪快な一打と惜しみないチームへの気遣い、どちらも本物だ。
日本ではヤクルトスワローズの主砲として三冠王(打率・本塁打・打点のすべてでリーグ首位)を獲得し、侍ジャパンのWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)制覇にも貢献してきた村上。満を持して挑んだメジャーの舞台で、数字も人格も”本物”であることを証明しつつある。
ジャッジとの本塁打王争いが本格化するのはこれからだ。次の一振りが、また歴史を更新するかもしれない——そんな期待を胸に、今夜もスタジアムに目が離せない。
出典: dメニューニュース
