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村上宗隆、同僚も驚く”常に動く男”の素顔――12号独走の裏に圧倒的な練習量

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村上宗隆、同僚も驚く”常に動く男”の素顔――12号独走の裏に圧倒的な練習量

また一つ、歴史に刻まれる瞬間が訪れたかもしれない。

メジャーリーグ(MLB)に渡った村上宗隆が、グラウンドの外でも注目を集めている。試合での豪快な一発はもちろんのこと、チームメイトたちが口を揃えて絶賛するのが、その練習への取り組み方だ。「ロッカーにあまりいない」「常に動き回っている」――これはチームの誰かが村上を貶しているわけじゃない。むしろ真逆で、最大級の賛辞として語られている言葉である。

試合前、多くの選手がロッカールームでリラックスしたり、スマートフォンをいじったりして過ごす時間、村上はひたすらフィールドやケージで体を動かし続けているという。メジャーの長いシーズンでは体の管理も実力のうちとされる中、この姿勢はチームメイトたちの目に「ただ者じゃない」と映っているようだ。

12号ホームランでメジャートップ独走、その一方で課題も

練習の成果は数字にもしっかり表れている。

12本 村上宗隆のシーズンホームラン数(メジャートップタイ)

直近の試合では逆転3ラン(3点本塁打)を放ち、チームのエンジェルス撃破に大きく貢献。MLB公式SNSがその打球映像をトップに固定し、「侍が野球ボールを破壊した」というコピーとともに世界中に拡散された。米ファンからは「GOD」「モンスター」「えげつない」といったコメントが殺到し、日本人スラッガーへの敬意が止まらない状態だ。このペースを1シーズン換算すると67本塁打に相当するというから、その破壊力は本物である。

ただ、良いことばかりでもない。同じ試合では今季最多となる4三振を喫した。これは「ゴールデンソンブレロ」と呼ばれる、1試合4三振という不名誉な記録でもある(ちなみにソンブレロとはスペイン語で帽子のこと。三振を”K”と表記する野球の慣習から派生したユニークな用語だ)。

4三振 今季最多の1試合三振数(メジャー三振数ランキング2位タイ)

選球眼(ボール・ストライクを見極める力)は上位12%と優秀な数値を誇るにもかかわらず、この試合では本来手を出すべきでないボール球に3度も空振りを喫してしまった。強打者ゆえに相手バッテリーからの徹底的な研究も進んでいる証拠とも言え、ここからどう対応するかが今後の見どころになってくるだろう。

「チームも逆転するという雰囲気でした」――村上が語る一体感

本人のコメントも印象的だった。逆転3ランについて問われた村上は「なんとか外野まで持っていければと思っていた」と飾らない言葉で語りつつ、「チームも逆転するという雰囲気でした」とチームへの言及を忘れなかった。個の記録を積み上げながらも、チームの空気を肌で感じ取っている。その姿勢こそが、同僚たちに「ロッカーにあまりいない男」と言わしめる人間性と重なって見える。

メジャー1年目で本塁打数トップに立ちながら、三振という課題と真正面から向き合い、それでも練習場を走り続ける村上宗隆。次の試合で彼がどんな修正を見せてくれるのか、目が離せない。

出典: Yahoo!ニュース

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