村上もジャッジも霞む?アストロズに現れた怪物、シーズン途中でMVP級の衝撃数字
グラウンドの外でも、彼の話題は尽きることがない。
今、MLBファンの間でひとつの名前が急速に広まっている。ヒューストン・アストロズが擁する、まさに”怪物”と呼ぶにふさわしい打者の存在だ。村上宗隆(ニューヨーク・メッツ)、そしてアーロン・ジャッジ(ニューヨーク・ヤンキース)——現役を代表する二人のスラッガーを数字の上で上回るパフォーマンスを見せているというのだから、野球ファンでなくとも耳を傾けずにはいられない。
数字が語る、規格外の存在感
村上宗隆といえば、2022年に日本プロ野球で三冠王(打率・本塁打・打点のすべてでリーグ首位に立つこと)を達成した、日本を代表する強打者。ジャッジはMLBで本塁打王に輝いた経験を持つ、まさに”本物の怪物”として知られる選手だ。その二人を超える成績を、シーズン途中の段階で叩き出しているというのだから、アストロズの打者がいかに異次元の活躍をしているかが伝わるだろう。
打率・本塁打・打点といった基本的な数字だけでなく、出塁率や長打率といった指標(ボールを打って塁に出る確率や、どれだけ遠くに打てているかを示す数値)でも軒並みトップクラス。一試合ごとに記録を積み上げ、気づけば誰も追いつけない領域に達しつつある。
「今日終わってもMVP」——その言葉の重さ
MLBのシーズンは長い。春から秋にかけて、レギュラーシーズンだけで162試合を戦い抜く過酷な日程の中で、MVP候補と呼ばれるためには長期にわたって高いパフォーマンスを維持し続けなければならない。それだけに、シーズン途中で「今日終わってもMVP」と評されるのは、並大抵のことではない。
アストロズといえば、ここ数年でワールドシリーズ(MLBの頂点を決める最終決戦)を制した常勝軍団。チームとしての組織力は折り紙付きだが、今年はこの選手個人の存在感が、チームをさらに別の次元へと引き上げている印象だ。周囲のサポートも厚い中で、圧倒的な個の力を見せているというのは、まさに”チームの顔”として機能している証拠でもある。
日本人ファンとしては、村上宗隆がMLBの舞台でどこまで通用するかという視点も外せない。現時点ではアストロズの怪物に数字の上で水をあけられているが、シーズンはまだ続く。長いペナントレースの中で、村上がどう巻き返してくるのか。二人の比較がこれほど意味を持つようになったこと自体、村上のMLBにおける立ち位置が確実に上がっている証でもある。
異次元の数字を叩き出す怪物と、追いかける日本のスラッガー。次の対戦カードで、どんなドラマが生まれるのか——目が離せないシーズンは、まだまだ続く。
出典: 東スポWEB
