大谷翔平

「期待外れ」の烙印…佐々木朗希に迫る危機、ドジャースで問われる真価

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また一つ、歴史に刻まれる瞬間が訪れたかもしれない。

ただし、それは誰もが望んでいた形とは少し違う意味で——。

今、ロサンゼルス・ドジャースに所属する佐々木朗希投手をめぐり、米メディアが厳しい視線を向けている。複数のアメリカの野球メディアが「ドジャース期待外れの選手」として名前を挙げ、日本でも大きな話題を呼んでいる状況だ。

防御率7.00という現実、そして浮上する「配置転換」論

今シーズン、満を持してメジャーリーグの舞台に立った佐々木だが、ここまでの成績は正直、厳しいものがある。

防御率7.00 直近2試合での数字。防御率とは投手が1試合(9イニング)あたりに許す自責点の平均で、数値が低いほど優秀とされる

この数字を受け、一部の米メディアや識者からは「彼はもう先発投手ではない」という過激な意見も飛び出している。先発投手とはゲームの最初から登板して長いイニングを投げる役割で、チームの柱となる存在。それを「救援(リリーフ)」——つまり途中から短いイニングだけ投げる役割に転換すべきだという声が噴出しているわけだ。

しかしドジャースのデーブ・ロバーツ監督は「ブルペン(救援陣)に行かせるつもりはない」と明言。先発として起用し続ける方針を貫いている。とはいえ、先発ローテーション(定期的に登板する先発投手の順番)に残れるかどうかは確約されておらず、状況次第ではマイナーリーグで再調整という選択肢も排除できない雰囲気が漂っている。残り約2カ月、崖っぷちと言っても過言ではない局面だ。

佐々木よりも「不安視」された選手とは、そして球種の問題

面白いのは、今回の米メディアの報道で佐々木が「最大の期待外れ」と評される一方で、彼よりも不安視されていた別の選手の存在が明かされていること。ドジャースにはそれだけ高額・高期待の選手が集まっているということでもあり、世界王者の贅沢な悩みとも言えるかもしれない。

技術的な問題についても、元プロ野球選手らが具体的な分析を展開している。指摘されているのは「球種が読まれやすい」という点。投球の種類(ストレート、変化球など)を相手打者に予測されてしまうと、いくら球が速くても打たれやすくなる。日本ハム時代に「完全試合(1人の走者も出さずに27人を退けるという、野球で最も難しい偉業のひとつ)」を達成した剛腕が、メジャーの猛者たちに「狙われている」という現実は、ファンとして胸に刺さる。

160km/h超 日本時代に記録した最速球速。それでも球種を読まれれば打たれる——これがメジャーの恐ろしさ

さらに、SNS上では「球種を盗まれていたのでは」という疑惑も話題になった。試合中のある場面が「胸アツ」として拡散されたが、その真相もまた複雑な背景をはらんでいたようだ。

左腕のブレイク・スネルが復帰すれば、ローテーションの争いはさらに激化する。若き令和の怪物が、異国の地でどう壁を乗り越えていくのか——次の登板マウンドこそ、本当の意味での正念場になりそうだ。

出典: dメニューニュース

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