大谷翔平、52試合連続出塁!球団史上2位まであと1試合に迫る歴史的記録
止まらない大谷の出塁ロード――ベーブ・ルースも超えた52試合
メジャーリーグから、日本のファンを沸かせるニュースが届いた。
ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平が、ロッキーズ戦でまた一つ歴史の扉をこじ開けた。2打席目に低めのボール球を右前(ライト方向の内野と外野の間)へ巧みに運び、ヒットを記録。これで連続出塁試合数(毎試合必ず塁に出続けている連続試合数のこと)がついに52試合に到達した。
この数字がどれほどすごいのか。アジア出身選手としては最長タイ記録であり、あの「野球の神様」と称されるベーブ・ルースの記録すら上回るものだ。100年以上の歴史を持つメジャーリーグで、ベーブ・ルースを超えるというのは、言葉にすると簡単に聞こえるが、実際にはほとんど不可能に近い偉業である。
さらに今回の試合では、今季初となる盗塁(塁から次の塁へ走って奪うプレー)も記録した。ドジャース移籍後では最も遅い初盗塁とはなったが、それでも足でも存在感を示す。バットだけじゃない、全身が武器——それが大谷翔平という選手の本質だ。
珍事あり、記録争いあり――試合そのものも見逃せない
この試合、記録の話題だけでなく、球場全体が「え、何が起きた?」とざわついた珍場面も生まれた。満塁(全ての塁にランナーがいる状態)という絶好のチャンスで大谷が打った打球は、一見するとライナー併殺(強い打球が野手に捕られ、塁上のランナーも同時にアウトになること)になるかに見えた。しかし審判がボーク(投手の反則投球)を宣告。このルールにより、その打席はなかったことになり、打ち直しとなった。相手チームの監督が猛抗議するほどの騒ぎで、テレビで観ていたファンも「何が起きたか分からなかった」と混乱。野球というスポーツの奥深さと予測不能な展開を改めて感じさせてくれる一幕だった。
ただし、この試合では第1打席に一塁手のエラー(失策)で出塁する場面もあった。エラーによる出塁は記録上「出塁」にはカウントされないため、連続出塁記録には含まれない。それでも最終的にヒットで記録を積み上げた点に、大谷の凄みが凝縮されている。
チームはこの試合、ロッキーズに逆転負けを喫してしまったが、大谷個人の記録は着実に塗り替えられ続けている。次の試合でついに球団史上単独2位へ——そして遠くないうちにドジャースの球団記録そのものへの挑戦も見えてくる。大谷翔平の出塁ロードは、まだまだ続きそうだ。
出典: MLB.com
